インビザラインファーストとは?
子ども専用のマウスピース矯正装置「インビザラインファースト」
今までは「インビザライン・ティーン」と呼ばれる、中高生を対象としたマウスピース矯正装置のみでしたが、2019年の3月から新たに混合歯列期(永久歯と乳歯が混在している状態)でも行える「インビザラインファースト」が登場しました。
アメリカやヨーロッパでは日本よりも先に導入されていましたが、現在では日本でも治療可能となりました。
知っておきたい子どもの矯正豆知識
インビザラインファーストの詳細をお伝えする前に、1つ親御さんに知っておいてほしい豆知識をお話します。
矯正歯科治療の「第1期治療」と「第2期治療」
矯正治療には「第1期治療」と「第2期治療」があります。
第1期治療=乳歯・混合歯列期の矯正歯科治療
第1期治療の目的は、上下顎のバランスや部分的な歯並びを治していく治療にあたります。この段階で第2期治療を行わなくても済む可能性もありますし、必要であっても一から矯正治療をするよりかは、比較的治療期間が短くすむ場合があります。
第2期治療=永久歯になってから行う矯正歯科治療
永久歯が生え揃った頃には、顎の成長と歯列のバランスがはっきりとわかるようになるので、歯並びをキレイに整える治療を行ないます。
もちろん、噛み合わせなども考慮して機能的な面も意識して治療を行ないます。
上記のように、矯正歯科治療は”第1期”と”第2期”があることを知っておいてください。これを念頭において、次からのインビザラインファーストの詳細をお読みください。
インビザラインファーストは第1期治療から対応しています
マウスピース矯正装置ではなし得なかった第1期治療に対応していますので、今までワイヤーが気になって治療を足踏みしていたお子様にも、見た目を気にせずに矯正歯科治療を行うことが出来るようになりました。この第1期治療をマウスピース矯正装置で行えるのは、革新的です。
インビザラインファーストのメリット・デメリット
メリット
取り外しができるので衛生的
お子様の歯、特に乳歯は虫歯になりやすいです。マウスピースは取り外しができますので、予防をしながら矯正治療が進められます。
目立たない
「目立たない」というのは、お子様にとってもメリットなのではないでしょうか。ストレスなく矯正治療に取り組むことができます。
食事を選ばない
取り外しができるので、治療中もお好きなものを食べることができます。
お子様にとっては、とてもうれしいことです。
スポーツや楽器演奏にも対応
いつもどおり、スポーツや楽器演奏を楽しんでいただくことができます。
指しゃぶりや舌癖を改善
マウスピースを装着することにより、指しゃぶりや前歯を押し付けたりするような舌癖を改善するサポートができます。
シミュレーションが可能
大人のマウスピース矯正と同じようにシミュレーションが可能なので、治療後の状態を可視化することができます。
デメリット
装着時間を守らないと良好な結果が得られない
マウスピースを決められた時間装着しないと、良好な結果が得られない可能性が高まります。そのため、治療期間が長くなってしまう可能性があります。
お子様の矯正歯科治療の新たな選択肢
今まではブラケット治療(ワイヤー矯正)での治療が主でしたが、これからはマウスピース矯正装置という新たな選択肢もできたことは、矯正歯科治療の可能性を広げます。お子様が見た目に囚われず、またストレスを感じずに矯正治療が行えれば、とても良いことです。
子供の矯正無料相談を行っています。
当院ではお子様の矯正を御検討の親御様に向けて、完全予約制の矯正無料相談を行っています。お子様と一緒にご来院いただくことで、より正確なご相談が可能になります。一方で、嫌がるお子様のお口を無理やり拝見したり、矯正治療の押し売りはしませんのでご安心ください。